日替りエッセイ

短歌に限らず森羅万象、おりに触れての物思いを書いていきたいと思います。

メールで掲載の許可を頂けたものはここに載せていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。

 

もくじ

年越し大(?)短歌大会のお知らせ / 安全です、と言う前に / 新年おめでとうごいます。 / 11月23日 今、読み直す戦後短歌Ⅲ / お礼申し上げます。 / 締め切りました。 / 牧水の輪! / 牧水生誕125周年記念シンポジウム

バックナンバー

2011年 / 2010年 / 2009年 / 2008年 / 2007年


年越し大(?)短歌大会のお知らせ

2011/12/23

ほんっとにお久しぶりです。
なんと今年は3回しか更新しないというご無沙汰でした。申し訳なし。
仕事は終わらず、もーいーくつ徹夜するとお正月~・・・というか、もう本当に年が越せるのか不安が募るこの頃です。が、ま何とかなるでしょ、と言い聞かせつつ。お知らせです。

★年越し大(?)短歌大会★

今年の年末年始にかけてNHK紅白の対抗番組(?)として企画されました、きわめてローカルなラジオ局での短歌大会の作品を募集しています。

豊後のスーパースターこと健ちゃん(高校時代の友人)のOBS大分放送のラジオ番組「ハマルーン」の特別版で、「年越し大短歌大会」と題して大晦日の夜7時から元日朝4時まで徹夜の生でお送りします。秋に一度やりまして、大変(奇妙に)盛り上がったので拡大企画となりました。

今回も、おせち争奪戦やら、罰ゲームやらいろいろ視聴者を巻き込んで楽しそうです。

当日は大分県地方以外ではラジオは聴けませんが、ネットで全世界(?)に放映されるそうです。アドレスは以下の通りです。徹夜の生、お暇でしたらおつきあい下さいませ。

あ、お題は「光」です。


●作品投稿先 

メール  h@obs.com
FAX 097-558-5071
Twitter #obs_h
●ネット配信アドレス
ラジオのUstream配信は
OBSのトップページから見るのが早いと思います。
http://www.e-obs.com/index.php

作品は27日中であれば私のメールアドレスまでお送り下さっても結構です。「短歌大会作品」とタイトルしてください。





安全です、と言う前に

2011/4/18

安全ですと言う前に。

 このたびの大震災、みなさま、そして周囲の方々ご無事だったでしょうか?
ずいぶん更新を怠ってきたのですが、今、発信すべき時かも知れないと思い、書き込みます。私は3月11日、海外にいました。そういう意味で震災を体験していない、という事になると思います。同時に、夫の実家が福島県の郡山市にあり、家族の将来を含めて福島という土地と強い繋がりがあります。そういう立場から、今、どうしても気になることについて書いておきたいと思います。

 先年亡くなられた森岡貞香さんが、戦争の時代のことについて話をされるとき、たびたび私に語っておられたことがあります。それは、報道を鵜呑みにしてはいけません、ということでした。敗戦間近な国内のラジオ放送や新聞は、のんびりとした日常身辺の事柄や勝った勝ったというニュースばかりだったということです。国民は何も知らされてはいませんでした。というより、知りたくないことは国民全体で知らないようにしていたのかも知れません。そういうことが今、まさに起こっているかも知れないと思うのです。

 今、福島産の野菜などの「風評被害」を防ぐために、心ある方々が協力して放射線量を量って規格に叶う品物を積極的に流通にのせ、また買うように努力しておられます。それはとても尊い行為で福島の農産物を救うための唯一の手段であるかも知れません。
しかし、そうした民間の方々の地道な努力の一方で、決定的に不足しているのは、放射線のどの成分がどのくらい含まれているものを、どのくらいの期間食べれば危険なのか、あるいは安全なのか、そういう数値やガイドラインの公式な提示です。それがないことが「風評被害」を生んでいるとさえ言えるのではないでしょうか。大人はともかく子供を育てて居られる方々にとっては深刻な不安でしょう。
 日本の報道には数字や図説がいかにも少なく、イメージや情緒的な解説が多すぎます。「安全です」という前に、何が安全なのか、諸説あればその諸説を、そして数字を報道すべきです。

 また、もう一つの大事なことについて。フクシマ原発が最初の水素爆発を起こした日、私はその映像をアフリカに近いマルタ島という小さな島のホテルのロビーで見ました。画面いっぱいに吹き上がる白い煙が広がり、原発施設は跡形もなくなったと思われるほどの映像がCNNによって流され、ホテルは騒然としました。当然、この映像は日本でも流されたと思いましたが、そうではなかったようです。確か一日遅れで放送されたということでした。また、帰国して日本で流された映像を見ましたが、カメラが捉えているのはあまりにも遠距離にある小さな爆発でした。おそらく同じ映像のアップの度合いが違うのだと思います。
 一日というのは、取り返しのつかない空白の時間ではないでしょうか。しかもその映像は日本の放送局が撮ったものだったのに。これはやはり何らかの報道規制が敷かれている、あるいは自主規制が働いている、と思わざるをえません。東電が今もなお「節電にご協力ありがとうございます」などと他人事のような恥知らずな広告を流すことが許されているように。

 津波や地震の被害に遭われた方々に寄り添い、心を一つにして乗り越えたい、というのは当然の気持ちであり、暴動一つ起こらない日本の素晴らしさだと思います。でももう一方で醒めた冷静さを持ち続けなければ、私たちは知らず知らずのうちに目も耳も塞がれてしまうのではないか、そんな怖さがあります。日本の報道は今、おかしい、と私は思います。




新年おめでとうごいます。

2011/1/2

あけましておめでとうございます。
 ずいぶんご無沙汰してしまいました。昨年は三回のシンポジウムのご案内を差し上げましたが、いずれも多くの方においで頂き本当にありがとうございました。誰に頼まれるのでもない催しを仲間たちで協力して興し、運営してゆく事の楽しさ。シンポジウムの成功とともに嬉しかったのは素晴らしい友人たちに出会えた事。これは何よりの収穫でした。
 また、昨年はいろいろな意味で転機となった年でした。これまでの私の歩みの中でもっとも恵まれた年でもありました。どんなときにもそうですが、目の前に広がるのは、荒野なのか別天地なのかわからない新しい未知の地平です。ささやかと言えばささやかすぎる分野ですが、私にとってはここが全力を尽くすべき仕事場。今年は新しい連載を始める予定もあり、また、現在「短歌研究」連載中の三十首詠も続きます。自分の内側の、外側の未知に出会いながらしっかり一歩一歩を確かめつつ歩いていきたいと思います。

 さて、長い間のご無沙汰で相当かしこまってしまいましたが、また軽快にこのコーナーを続けていきたいと思いますのでどうぞよろしくぴょん!


11月23日 今、読み直す戦後短歌Ⅲ

2010/11/11

 さて、11月23日のシンポジウムのご案内です。連続講座として開催しております、「今、読み直す戦後短歌Ⅲ」は今回「戦中からの視野」をテーマに、戦後を戦中からの流れの中におきつつ見直してみたいと思います。戦後という時間は、多くの場合、戦中から断絶された時間として取り扱われてきました。しかし、当然のように、時間は連続し、人々の生活も言葉も連続して流れてきたわけです。敗戦を期に大きく変化した社会。しかし、実は戦中からの流れの上にもあったのではなかったか、そこを見ることによって、戦後という文学史の大きなモニュメントの底力を確かめてみたいと思います。
 場所はおなじみ、青山アイビーホールで、1時からです。お申し込み受付中です。メールにて承ります。


お礼申し上げます。

2010/11/10

 11月6日の「牧水研究in東京」では多くのかたにご協力、ご参加いただきました。本当にありがとうございました。予想を遙かに超える盛況のうちに会を終えることができました。楽しさの余韻がまだ残っています。
 こういうシンポジウムをやることの意義はたぶん準備自体にあるのだろうと思いました。今回企画からやらせていただいて、いろいろな段階でいろいろな方々と目的を一つにして協力しあうことがどんなに楽しいかを味わうことが出来ました。不思議なくらいさまざまな方面からのご協力が渦のように集まった会でした。
 本当にありがとうございました。
 さて、次は今月23日の戦後短歌のシンポジウムです。受付をしております。私のメールあて、お問い合わせくださいませ。 


締め切りました。

2010/11/2

 牧水研究シンポジウムに多くのお申し込みを頂戴し、ありがとうございました。
 このホームページでの受付は終了させていただきます。当日申し込みは途中で締め切らせていただく可能性もあります。お早めにお越しくださいませ。
 牧水の故郷宮崎発の小さな研究会が主催しております。スタッフ一同大変緊張し、張り切って準備を進めておりますが、行き届かない点も多々あろうかと思います。どうかご寛恕いただけますようお願い申し上げます。
 6日、午後1時、青山アイビーホールにてお目にかかれるのを楽しみにしております。


牧水の輪!

2010/10/22

 トップページの牧水シンポジウムですが、宮崎県日向市、牧水記念文学館、東京牧水会、宮崎県人会、総合誌各誌、新聞各紙をはじめ、「かりん」や「心の花」の友人、そしてなぜか堺雅人ファンなど、思いがけないいろいろな方面の方々からのご支援やご協力を頂戴しています。まさに牧水の輪、が広がっています。
 参加者受付中です。どうぞ掲示のメールアドレスの方からお申し込みくださいませ。
 


牧水生誕125周年記念シンポジウム

2010/10/7

 ほんっとにお久しぶりです。これだけご無沙汰してしまうと、自分のサイトでさえ敷居が高くなります。この間、何をしていたのか・・・・。河童と駆け落ちしたり、母を乳母捨て山に捨てに行って失敗したり、馬を食べたり・・・。いろいろです。
 ところで、昨日の毎日新聞の夕刊で、大きく紹介されました催しのお知らせを。現在私のメールでも申し込みを受け付けています。トップページへどうぞ。概要は以下の通りです。
★★★★   ★★★★   ★★★★
-牧水はなぜ旅をしたのか?-
若山牧水生誕125周年記念 -「牧水研究」in東京 -

牧水を旅に誘い、突き動かしたものは何だったのか?旅する学者、赤坂憲雄さんをゲストに迎え、牧水の眼差しのかなたに焦点を合わせて語り合います。

●日時
時・2010年11月6日午後1時00分~5時00分
所・青山アイビーホール(銀座線・半蔵門線・千代田線下車 表参道駅B3出口より徒歩5分)

●プログラム
挨拶・長嶺元久(牧水研究会事務局長)
基調講演・伊藤一彦  いざ行かむ
紹介・興梠慶一  目で見る牧水の旅
講演・赤坂憲雄  近代の旅、牧水の旅
シンポジウム・吉川宏志・川野里子・吉田恭大・田口綾子
                  (司会)伊藤一彦

●申し込み、問い合わせ先
ハガキかメールでお申し込み下さい。当日参加は先着順となります。
〒263-0005千葉市稲毛区長沼町145-12 
「牧水研究in東京」事務局 宛(mail@kawano-satoko.com)
会費・2500円 (学生1500円)当日受付にて。


(主催)牧水研究会 (協賛)宮崎県日向市 日向市教育委員会 若山牧水記念文学館 (協力)早稲田短歌会